先日 I 作業療法士が行ってきた研修について、本人からの報告です
「リハビリスタッフのための研修会」~訪問看護ステーションで求められる役割~ 訪問看護事業協会の主催で参加者は約80名。午前の講義に続き、午後のグループワークではPT、OT、ST、看護師、様々な職種間でのディスカッションを行った。とくに印象に残ったのが、リハスタッフとしても大先輩である講師よりいただいた言葉。「在宅で関わる時に(正解という)ノウハウはない」生活を営む進行形の環境が生活そのものだから、複雑にからみあう問題に対するご本人ご家族にとってのちょうど良いバランスが、今の段階での答えであるのだなと。そこに、今必要とされる自分の関わりは何かというアンテナを張って取り組んでいこう。
他職種が情報を共有してこその業務。しかし職種が違うと同じ単語から連想するイメージが違うというのは聞いてみて「確かに…」と反省。看護師は内容を連想し、リハスタッフは動作手順を連想する。話しの出発の段階で前提がずれていると、行きつくことろはどこへやら。他職種に伝わる説明と表現、また他職種が持つ視点を知ることで「的確な報連相の能力」も上達できるかな。自分は身振り手振りは大きいほうなので、まずはわかりやすい表現を心がけよう。自分にとってもまた自分同様に日々の悩みを持つ同僚と共有できる意義のある勉強会となった。